Computer Forensic続報

一昨日話題にしましたが、デジタル・フォレンジック研究会なる名前が正式名称のようです。>id:hideakiiどの
ちなみに、(株)フォーカス・システムという会社が事務局やられてます。気になられたら問い合わせてみられてはどうでしょう。
ただ、Computer Forensic系のビジネスって、今後どうなるんでしょうかね。普通のIT系企業じゃ、IDSとかと違って、まず必要とされない技術ですよねぇ。使われるとしたら、一部セキュリティベンダー、監査法人、司法機関くらいかなぁ。アメリカだと、民事でもデジタルデータの真実性を証明するのに、Computer Forensicという技術が社会的認知を受けているようにも感じますが、日本だと、まず民事事件じゃ必要とされないし、刑事事件だと警察さんが調べてくれますよね。
id:hideakiiさんみたいに、技術者として抑えておくと面白い技術だとは思いますが、(株)フォーカス・システムさんみたいに、ビジネスチャンスとしてみた場合はどうなんだろうなぁ。セキュリティ監査技術の延長という位置付けなんだろうか?謎だ。
ちなみに株式会社Universal Business Incubatorsの社長さんが書いた本が、以前、話題になった以下の本ですね。目次だけ見させていただきましたが、Computer Forensicの普及啓蒙本ですね。

実践コンピューター・フォレンジック―
「守り」から「攻め」への完全セキュリティ・システム
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/489022825X/joujisetsuzok-22/
守本 正宏 (著) 価格: ¥3,990 (税込)