Microsoft Enterprise Desktop Virtualization v1.0 Beta Demo Kit

MSがEnterprise Desktop Virtualization(MED-V) 1.0ベータのデモ版をリリース。
MED-Vとは、裏でWindowsXPなどのゲストOSを仮想環境で動かして、見せ掛け上は、ホストOS上であたかもそのアプリが実行されているように見せるツール。
言葉で書いてもわかりにくいが、アプリの仮想化「App-V」に比べて、Vista等で動かないXP用のアプリが動く可能性が高いため、アプリの再開発などを行わなくても、新OSに移行が可能。いわばVistaの普及対策のツールともいえる。
まぁ、裏でゲストOSが動くわけで、それだけでメモリが1GBいるなど、えらい、強引な手法のツールだが、最近はメモリも安くなって、4GBくらい乗ったノートパソコンも珍しくなくなっているため、アプリの再開発で莫大な費用がかかるなら、これもまたありかなと。
ただ、このツールも、App-Vと同じく、SA(Software Assurance)のオプション扱いのため、使えるユーザはエンタープライズユーザのみ。
1ユーザ、1万円くらいの、CAL費用で出してくれないものか。