セキュリティキャンプ2004続報

itmediaさんから、記事が出ています。

セキュリティキャンプ2004」開催――蒔かれた種の広がりに期待
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0408/20/news035.html

10代の若者に教えるべき「セキュリティ」とは何か?
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0408/20/news033.html

佐藤さんという方が書かれた記事、結構苦言がかかれてますね。_| ̄|○
ただ、佐藤さんが書かれていることは、物事一面でしかないと思うわけですよ。そもそも、学生の方々の発表において見過ごしな点があるのは当たり前だと私は思います。実際、私自身、「学生による学校ネットワークの利用の手引き」のところなどの議論に参加したりしていました。そこで、運用面での費用の問題や、責任の所在の不明確さに関しては気がついていましたが、あえて助言しませんでした。
あぁいったブレインストーミング的な作業の場合、より完成された優等生的な回答を作り上げるのが目的ではなく、限られた知識の中で試行錯誤しながら完成度を高めていくプロセスが重要であると、私は思います。だから、成果物に穴があってもよいし、穴があることを指摘されることによって、記憶にも残ります。もっと言うなら、穴にこそ意味があると。
また、ここからは個人的な意見ですが、たった5日間でセキュリティ全体を分かれというのは無理がありますので、小手先のカリキュラムを組むよりは、もっと本質的な問題、インターネット上で調べ物を行う技術や、問題を解決する能力、自分が興味を持った分野を伸ばしていけるような道筋が出るような形がいいのかなぁとおもいます。