Intel-VTにはまる

先日、DOS/Vパラダイスで買ったマシンにはVistaをいれていたのだが、それを消してWindows2008Server x64に入れ替えた。
目的はHyper-Vを試してみたかったのだが、これが入れようとしたら、うまくいかない。
調べたらHyper-Vの実行条件は以下だった。
・要データ実行防止(DEP)がONであること。
Intel-VTがCPUの機能として持っていて、かつ、BIOSで機能がONになっていること。
DEPの確認方法はコマンドラインから以下のコマンドを打てばよい。TrueになればOK。

C:\>wmic OS Get DataExecutionPrevention_Available
DataExecutionPrevention_Available  
True

で、BIOSを調べたのですが、「Intel Virtualization Technology」の機能がない。
ヽ(;´Д`)ノ
そんなバカなと思ったが、ないものはしょうがないから、BIOSを最新版にアップデートすることにした。
そして、ここで問題。Windows2008ServerのIEの設定がきつくで、ブラウザ上からのマザーボードメーカのMSIのサイトからできるBIOSのLive Updateがうまくいかなかったので、面倒になって、Vistaをもう一度入れることにした。
Vistaをいれて、BIOSのアップデートをしたのだが、やはりBIOS画面に「Intel Virtualization Technology」の項目ができてこない。しょうがないから、DOS/VパラダイスマザーボードメーカのMSIに問い合わせして確認したところ、MSIのサポートさんから、MSIではDEPIntel-VTも最新BIOSではデフォルトONだという情報を得ました。(つまりOFFにできない。それはそれでどうかと・・・)
DOS/Vパラダイスのサポートはかなりいろんな意味で素敵だったのですが、まぁ、解決したので良しとします。
いろいろと調べたら、VirtualPC2007がIntel-VTに対応しているため、「オプション」メニューから選んで出る、以下の画像の2の項目でハードウェア的な有効性が確認できるようです。

注意が必要なのが、上の画像のように、「オプション」でONにしておかないと、個別の仮想マシンの設定画面では3のようにグレーアウトしてしまいます。
正直に書きますが、ここがわからなくて、BIOSが対応していなくてIntel-VTが使えないのかと思いました。知らないとはまりポイントなんで、恥を覚悟で、はまったポイントをかいておきます。

ちゃんと「オプション」メニューでONにしておけば、以下のように個別の仮想マシンの設定画面でも個別にONにできます。

これを解決するのに3日かかりました。
でも、解決してよかった。最悪、マザーボード買い換えようかと考えていたのでよかったです。
さきほど、Windows2008Server x64に入れ替えて、Hyper-Vが使えるを確認しました。よかった。よかった。まぁ、1週間もしないうちに消してまたVistaにするとおもいますが、いろいろと実験できる環境になったことは確認できたので、実験環境としては完成ですね。
最後に、Intel-VTにマザーボードが対応しているかは、クライアントPC版のマザーボードだと結構ばくちなのがよくわかったので、皆さんもIntel-VTの機能を使いたいときはご注意ください。