connect24h的コミュニティ論 (1)
梅田氏(id:umedamochio)のblog感をみて、納得するところもあれば、ちょっと違うんじゃないかと思うところもあったので、久々にちゃんと筆をとってみる。
まずは、氏のblog論を読んでもらいたい。
Blog論2005年バージョン(1) http://d.hatena.ne.jp/umedamochio/20050425/p2 Blog論2005年バージョン(2) http://d.hatena.ne.jp/umedamochio/20050426/p1 Blog論2005年バージョン(3) http://d.hatena.ne.jp/umedamochio/20050427/p1 Blog論2005年バージョン(4) http://d.hatena.ne.jp/umedamochio/20050427/p2 Blog論2005年バージョン(5) http://d.hatena.ne.jp/umedamochio/20050428/p1 Blog論2005年バージョン(6) http://d.hatena.ne.jp/umedamochio/20050428/p2
最初、梅田氏はblog論は面白いなぁとおもったのだが、どうも読んでいてしっくりこない。それは、梅田氏が日本のボランティアベースの技術コミュニティに所属したことがないからなのではないかと推測される。
また、氏はシリアスなBlogが日本で根付くかどうか、憂いている。具体的には以下のようにコメントされている。
確かに堀江さんや藤田さんをはじめとして、日本のネット系ベンチャーの社長がBlog を開設するようにはなったが、ライフスタイルの開示やベンチャー起業・精神論 みたいな「面白さの追及」に終始して、中身のある話は少ない。大組織に属する 超一流の技術者や経営者が本気でBlogを書くということも、どうも日本では起こ りそうもない。磯崎さんのBlogのような質の高いものが、ありとあらゆる分野で、 これでもかこれでもかと溢れるようになればいいのだが、そういう方向を目指すBlog は相変わらずほんのわずか。日本のBlogは、そちらに向かっては進化していない ように思える。残念ながら今のところ、僕の期待は裏切られたのだな、というの が正直な感想なのである。
さらに、「Blog論2005年バージョン(4) 」で、日本の大企業に所属してる技術者が情報発信していないことを嘆いていらっしゃる。本当にそうだろうか?
これらの点を踏まえて、日本のインターネット上の技術者コミュニティがどう変遷していったかまとめてみたいと思う。