情報発信の収支

blogでも何でも、コミュニティなり、情報発信を行おうとした場合、それなりの労力がかかる。最初は、少しの反応でも面白くて、一生懸命更新を行う。そのうち、運がよければ、何かのネタがヒットすれば、ビックウェーブが来る。そのビッグウェーブを2度、3度、引き寄せることができ、かつ、そうやってきた新規参照者を以下に定着できるかが、そのコミュニティ隆盛の鍵であったりする。
その点blogは情報発信が非常に簡単な反面、新規参照者を定着させるのが難しいように感じる。絶えず新鮮な情報を提供していなければ、あっという間にせっかく集めた集客もいなくなってしまう。
ここで、当たり前の話なのだが、昨今、いろいろなblogで積極的に質の高いコンテンツを提供されている方をみると、表題の収支のとおり、これらの情報提供がblogでだけではなく何らかの波及効果があり、継続可能な場合、長続きしているように感じる。つまり、収支として黒字なら長続きができるというわけだ。
ちなみに、ものすごくうまくコミュニティ形成されているなと最近思ったのが、宇宙仮面の C# プログラミング(http://ukamen.hp.infoseek.co.jp/)だ。
プログラミング講座の静的なコンテンツ、blog、コミュニケーションの主たる場であるメーリングリストと、100万ヒットもうなずける充実ぶりだ。
ここで、重要なのは、blogという一過性の情報コンテンツではなく、静的なコンテンツやMLコミュニティによって、宇宙仮面さんが数ヶ月コンテンツを更新しなくてもコミュニティが維持できる体制ができている点にある。今後、blog疲れで、良質なコンテンツを提供されいてる方がblogから卒業していかれる方も多くなってくるのではないかと思う。私もコミュニティ疲れで、卒業していかないように、宇宙仮面さんを見習って、ほうっておいても回るような仕組みを考えたいものだ。(まぁ、connect24hはかなりほうっておいても、だいじょうぶみたいですけど・・・流量なくなりますが・・・_| ̄|○